ジムニー デモカー Race Car ジムニープロト JB23W

D E M O   C A R

ジムニー デモカー

ジムニープロト JB23W

Race Car JB23W

レースマシン「ジムニープロト」

元々は、競技車両として製作するはずでしたが・・・
普段から仕事もレース仲間としてもお世話になっている、RA’NO-S代表・浦野雅樹氏との普段の会話の中で、ガチもんのレースマシンをジムニーで作りたい。それを実現したのが、このレースマシン「ジムニープロト」です。

競技車両とレース車両には実は大きな壁があって、競技車両は車検に通ることを前提に普段使いも出来る車両の事を差し、何をしても自由・制限なし・・・ただし公道は走れない・・・
これがレース車両で、当然の事ながら普段走りの事なんて考えてもいません。
何をしても自由と言えどもジムニー屋としてのこだわりもあって、例えばエンジンの変更はしない、ボアアップもせずK6Aの660ccのままや、独立懸架にしない等々、あくまでも「ジムニー」として、共作する上でお互いに当たり前のルールを持って製作していきました。

パワーを追い求めるだけなら、このプロトより速い車はたくさんあると思いますが、そのパワーを余すことなく路面に伝え、蹴りこんで前へ進むトラクション性能・多少の突込みにもへこたれない強度等々、長年オフロードプロトマシンを操り大いなる経験をもとに作りこんだ浦野氏と、ここ6.7年オフロードバギーを操りまあまあジムニーで走ってきた少しの経験を生かして作りこんだジムニープロトは、完全無欠のジムニーレースマシンとしての仕上りを見せています。
ジムニーでありながら、いわゆるジムニーの特性を生かしたジムニー走りが通用せず・・・
走らせ方は二人が走るプロトやバギーの感覚と一緒・・・と言う点においては、誰それ乗っても速いわけでもなく、オフロードレースを経験している二人であるからこそ。そんな仕上がりになっていると言っても言い過ぎではないかも知れません。